Hさん　４０代　男性

　仕事で約１０℃くらいの冷蔵庫の中で重い物を運ぶ作業をしていたHさんは、左肩が痛くなっていたけれど、ずっと我慢されていました。
　しかしシャツを着たり、脱いだりする時に左肩にズキッと痛みが走り、腕が挙がらなくなってしまい、夜間もズキズキして眠れなくなっていました。

　Hさんは当院の近くに住んでいたため、仕事後に通院されました。

　かなり動きが悪くなっていたので、左肩・首・胸椎へ矯正を行い、少しずつ筋肉を緩めるマッサージをしながら、同時に五十肩に効果があるPNFを当てていきました。約一ヶ月の集中治療で左肩の動きも改善され、夜間痛も起こらなくなりました。

Kさん　５０代　男性

　仕事で重量物を持ち上げることが多いKさん。２ヶ月前から右肩が痛み出し、徐々に挙がり方が悪くなっていました。

　整形外科で注射していましたが、痛みは全然良くならず、当院のことをご友人から聞いて来院されました。

　右肩の関節の動きが悪く、首・肩・背中まで筋緊張が出ていたので、まずは筋肉をマッサージして緩めていきました。

　また、右肩の関節の動きを取り戻す運動をあわせて行なったところ、一ヵ月後には右肩が少しずつ挙げられるようになりました。

　痛みが出てから、かなり時間が経過していたこともあり、治療には３ヶ月間かかりましたが、Kさんは頑張って毎日通院されたので、右肩がほとんど違和感が無く動かせるようになるまで回復されました。

Fさん　６０代　女性

　主婦のFさんは２週間ほど前から右肩の倦怠感、左腕全体のジンジンする痛み（枚散痛）が出始め、夜間痛を生じ、睡眠も取れない状態でした。

　Fさんは急性期であったため、肩関節周囲の軽いマッサージを行っていきました。そして一ヵ月後には、夜間痛も落ち着き、少しずつ肩関節を動かせるようになりました。

　Fさんの場合は早期から治療を開始できた為、関節の狗楯の程度も少なく、約３週間の治療で、趣味であるプール通いも再開できました。